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processing香辛料の加工卸事業

顔の見えるものづくり

山椒・唐辛子・胡麻・柚子などの「和の香辛料」を中心に業務用の製品をラインナップしております。
わたしたちは、それぞれの原料を生産している産地に加工場を構え、地域の生産者の皆さんと共に栽培から取組む 「顔の見えるものづくり」にこだわった製品づくりをおこなっています。
しかし、わたしたちの製品づくりは、これで完成ではありません。
買い手となる方々と「おもい」「価値」を共有し、点ではなく面でものづくりを取組むことにより、わたしたちの製品は完成し、その取組みが持続可能な農業の実現へと繋がります。

01
山椒

和歌山県産
岐阜県産

SANSHO
日本一の山椒の産地、和歌山県有田川町
「山のダイヤ」とまで呼ばれるようになりました。

仏教の聖地 高野山の麓、日本一の生産量を誇る、和歌山県有田川町で一粒一粒、丁寧に栽培されたものを中心に使用しております。
この日本一の産地でのわたしたちの取組みは、生産者の方々が心を込めて栽培した山椒が、過剰生産で数十トンも焼却処分されていた、十数年前から始まりました。

当時、生産組合、JA、そしてわたしたち全笑が点ではなく面で、この焼却処分されている現状を何とか解消させようと山椒を取扱う食品メーカーへの営業や関東方面の市場の開拓を目指して展示会へ出店したりと、まさに三人四脚で山椒の販売をおこなっていました。そんな取組みが功を奏し、焼却処分されるような状況はなくなりましたが、単価は安く、生産者の方々は、作っても作っても儲からない。 そんな状況が続いていました。
こんな状況が続けば、当然、生産意欲は低下し、産地の崩壊に繋がりかねません。そこでわたしたちは、適正価格に引き上げるため、買えば買うほど買取り単価を引き上げる仕組みを導入し、 この十年、わたしたちの取扱数量の増加と共に山椒の買取価格も順調に向上し、今では「山のダイヤ」とまで呼ばれるようになりました。
現在では、大幅な需要の増加で、供給が追い付いていない状況が続いています。わたしたちは、この長年の産地との信頼関係により、このような状況下でも安定した物量の確保を実現しております。

02
唐辛子

喜界島産
喜びの島
とうがらし

TOUGARASHI
ミネラル豊富な土壌で太陽の恵みをたっぷり受けて、
唐辛子(喜びの島とうがらし)はつくられています。

奄美大島に近い東の沖20キロにあり、周囲43キロの隆起性サンゴ礁の島、喜界島。
サンゴ由来のミネラル豊富な土壌で太陽の恵みをたっぷり受けて、わたしたちの唐辛子(喜びの島とうがらし)はつくられています。
辛み成分であるカプサイシン量も多く、ミネラルが豊富で、唐辛子本来の甘みもあわせもつ、唯一無二の唐辛子です。

喜界島は農業が盛んな島で、さとうきびの生産が全体の9割以上を占めています。
しかし、さとうきびは、1反(約300坪)の栽培で100,000円ほどの売上で、そのうち、2/3は補助金で賄われているのが現状で、実質、30,000円/反ほどの価値にしかなりません。
喜界島の農業所得の向上を目指し、わたしたちと島の人たちとの唐辛子栽培の取組みはスタートしました。当初は、台風や塩害などの島特有のリスクにより、 なかなか思うように収穫量を確保することはできませんでした。
しかし、島の方々の根気強い協力のお陰で、年間を通じて温暖な気候を活用した独自の栽培方法の確立により、今では、安定した収穫量を確保できるようになりました。
また、1反あたりの売上も1,000,000円を超える生産者も多く、喜界島の農業所得の向上の一端を担える品目へと成長してくれました。

補助金頼りのサトウキビ栽培からの転換
唐辛子の生産量の推移
唐辛子とさとうきびの
反あたりの生産売上の違い
03
白胡麻

喜界島産

SHIROGOMA
日本一の胡麻の産地、鹿児島県大島郡喜界町
喜界島の胡麻の質の向上にも取組んでいます。

日本一の胡麻の産地である喜界島。胡麻の栽培は、本当に手間暇がかかる割に単価が低く、本土ではなかなか生産者が増えないのが現状です。 喜界島では、さとうきび栽培の端境期、春~夏にかけて栽培されるので、さとうきび栽培がメインの喜界島の生産者の方々にとっては、「良い小遣い稼ぎ」ということで胡麻の栽培が広がりました。

しかし、台風シーズンと被ることから、台風被害により収穫できなかったり、買取り業者の買取り単価が低い状態が続いていたこともあり、生産意欲の低下により、生産量は、年々、下がり続けていました。
わたしたちは、喜界島で胡麻の取組みを始めるにあたり、まず、生産者の方々がいくらぐらいの買取単価であれば、今後も作り続けたいと思えるかをヒアリングさせて頂き、その平均単価をもとに買取単価を設定させて頂きました。
また、胡麻の乾燥度合いや風味の決め手となる数値、色味、異物の混入率など、集荷するにあたっての基準が一切なかった喜界島で、その基準を設け、価格の向上と共に喜界島の胡麻の質の向上にも取組んでいます。
今では、喜界島の胡麻の買取り単価が全国的な基準となり、喜界島の胡麻の買取り単価の向上の取組みが全国的な胡麻の買取り単価の向上にも繋がっています。
これらの取組みを通じて、喜界島の生産者の方々との迅雷関係の構築により、わたしたちは、毎年、喜界島の生産量の1/3以上を買取りさせて頂いております。

喜界島産の胡麻の取扱数量と
買収価格の推移
全笑取扱数量と喜界島全体の
数量の推移
胡麻の買収価格の推移
04
白胡麻・黒胡麻

ミャンマー産

GOMA
胡麻の世界三大産地の一つ、ミャンマー。
「顔の見えるものづくり」をこのミャンマーでも実現させています。

胡麻の世界三大産地の一つ、ミャンマー。わたしたちが取組んでいるのは、雨の乏しいミャンマー中央乾燥地帯と呼ばれている地域になります。最大のまち、ヤンゴンから国内線で北に1時間、そこから車で2時間ほど走ったところに、20数年、この地域の貧しい村々をはじめ、世界36の国や地域で活動されている公益財団法人オイスカのエサジョ研修センターがあります。
この地域では、年一作しかできず、高価なトラクターも買えないので、畑は水牛で耕し、農薬や化学肥料なども使わない、昔ながらの自然農法で栽培されている人たちも多い地域です。
ミャンマーでは、栽培条件の良い場所では、年二、三作栽培され、中国から入ってくる安価な農薬や化学肥料を大量に使用されています。 その結果、「土」がどんどん死んでいっている地域も多く存在しています。
栽培方法は違いますが、これらの胡麻は、混ぜられ、ミャンマー産の胡麻として販売されています。
わたしたちは、この昔ながらの自然農法で栽培されているという「付加価値」を直接日本に届け、この付加価値分を生産者の方々に買取単価の上乗せという形で還元する仕組みをつくることにより、オイスカの方々が支援されている村の方々の少しでもお役に立ちたい。
その思いで、ミャンマーでのオイスカとの取組みがスタートしました。
わたしたちの集荷基準に合わせた栽培方法、集荷の際のチェック項目の共有、栽培期間中の定期的なオイスカの現地スタッフの指導。現地に1次選別加工の拠点を設け、20キロ/ロット単位で、いつ・どこで・誰が・どのように栽培されたかまでトレースできる、わたしたちが取組んでいる、「顔の見えるものづくり」をこのミャンマーでも実現させています。
この「付加価値」は、ミャンマーの相場の1.5倍という買取り価格で還元されています。

05
柚子

和歌山県産

YUZU
機械ではなく手むきすることにより、
柚子本来の淡い黄色をした乾燥チップが出来上がります。

和歌山県有田川町の中でも山椒の栽培が中心の地域で、小規模ながら農薬は使用せず栽培されている柚子を使用しています。
この柚子を機械ではなく、手むきすることにより、柚子本来の淡い黄色をした乾燥チップが出来上がります。
本当に手間暇の掛かる作業ですが、毎年、地元の方々にお世話になりながら、この製品は作られています。

manufacture香辛料の製造小売事業

世界遺産である仏教の聖地から
本物の山椒を伝える

日本一の山椒の産地である有田川町(旧清水町)は仏教の聖地 高野山を源流とする有田川の上流に位置します。
産地に原料の加工場をもっているわたしたちにしかできない製法で、手間暇を惜しまず仕上げた本物の山椒を、世界遺産である仏教の聖地 高野山から世界に伝えたい。
平野清椒庵にしかない本物をこれからも伝え続けます。

foods service飲食事業

東別院 YAMANO TERRACE

京都府亀岡市東別院町は人口1,200人ほどの小さな町です。高齢化による人口減少に伴い、商店はすべて閉店し、耕作放棄地も年々増加しています。
地域の買い物弱者支援、物販、ドッグランカフェを組み合わせた施設(建設費:京都府1/3、亀岡市1/3、東別院町1/3)の運営をスタートします。
また、地域の耕作放棄地を活用し、農業を知らない方々にまずは農業を知ってもらう、触れてもらうことを目的としたグランピング農園を展開してまいります。
これらの取組みは、わたしたちが運営する障がい福祉施設の利用者の方々と共に運営し、持続可能な地域課題解決を目指します。

SHINO TERRACE

cafe shino terraceは山陰本線の旧線を活用した観光列車であるトロッコ列車や嵐山までの約16キロの渓流を下る保津川下り、京の奥座敷「湯の花温泉」などが有名な亀岡市の国道9号線沿いにあります。
モーニングタイムは、コーヒーを注文するとたっぷりと漬け込んだフレンチトーストなどがサービスで付いてくるサービスメニューが人気。
ランチは、その日に手捏ねされた肉汁たっぷりの肉の旨味がつまったハンバーグが人気。どのメニューにも自社農園で栽培されたとれたて野菜をふんだんに使用しています。
この店舗でも障がいをもった方々も一緒になって日々、お客様の笑顔のために一丸となり、取組んでいます。

FUSHIMI TERRACE

全国に約30,000社あるといわれる稲荷大社の総本社である伏見稲荷大社や龍谷大学のすぐ近くにYAKINIKU BBQ FUSHIMI TERRACEはあります。
美味しいお肉と自社農園で栽培された新鮮な野菜を楽しんで頂きたいというコンセプトで、1階はメインフロア以外にアメリカンヴィンテージの雰囲気の個室、 テラス席など、様々な異なる雰囲気でお食事を楽しんで頂けます。(57席)。

2階は全面に人工芝が張り巡らされ、広々とした屋外のキャンプ場をイメージした空間が広がっています。大型のスクリーンも設置されており、大人数でのイベントなどにもご使用頂けます。(40席 最大100名)
自社の農園だけでなく、店舗スタッフとして障がいをもった方々も、他のスタッフと一緒に働いています。毎日、自分たちがつくった新鮮な野菜でお客様の笑顔が店内に広がる。 働く楽しさ、学びを日々、得ることにより、仕事に対する意欲の向上に繋がり、それが、自身の工賃に繋がる。何のために、誰のために、今、目の前の仕事をしているのかを理解しながら取り組むことにより、 何よりも働く楽しさを実感してもらいたい。
それが一人一人の継続に繋がり、障がいの有無は関係ない、共生の職場環境づくりに繋がる。そう信じてわたしたちは、この飲食事業に取組んでいます。

welfare障がい福祉事業

日本の食を守る一役を担う
共生のかたち

日本の農業は深刻な後継者不足が課題となっています。
わたしたちは、障がいをもった方々に農業技術を学んで頂き、就農・就労に繋げ、地域の生産者と連携し、地域全体の生産量の向上を図ることにより課題解決を目指す、就労継続支援B型施設を運営しています。 また、生産・加工・販売の一貫した環境を整え、一人一人の強みを最大限引き出すことにより、もう一つの課題である、B型施設に通う方々の全国平均16,000円/月といわれている低工賃(いわゆる給料)をまずは、 100,000円まで引き上げていきます。
それぞれの持続的な課題の解決を図り、共生のかたちをつくることにより、「日本の食を守る一役を担う」という目的の実現を目指します。

overseas support海外支援事業

付加価値をダイレクトに日本に届ける

ミャンマーは胡麻の世界三大産地の一つです。わたしたちは、国際NGOである公益財団法人オイスカ(オイスカインターナショナル)が20年以上にわたり支援されている、 ミャンマー中央乾燥地域にある農村の方々と共に、胡麻の栽培/選別加工事業をおこなっています。
この地域は、雨が乏しく、年1作しかできません。その為、農村の方々は貧しい生活を強いられています。
このミャンマーの地でもオイスカの現地スタッフの方々、そしてこの取組みにご賛同頂いている日本のメーカーと共に、 わたしたちが日本で取組んでいる「顔の見えるものづくり」を実現させ、この付加価値をダイレクトに日本に届けることにより、農村の方々に還元する取組みをおこなっています。
この取組みはまだまだ始まったばかりです。また、2021年2月1日の軍事政権のクーデターにより、情勢は非常に不安定ではありますが、共に力を合わせ、2021年度は約50トンの胡麻を作ることができました。
今後も、顔の見える、美味しくて、安心安全なミャンマーの胡麻を拡げ、農村の方々の貧困の解消に少しでもお役に立てるよう、力を合わせ、取組んでまいります。

outdoorsアウトドア施設運営事業

日本一の山椒の産地を守るための
地域の活性化

わたしたちが長年取組んでいる、日本一の山椒の産地である和歌山県有田郡有田川町の清水地区は高齢化による人口減少、それに伴う山椒の生産者の大幅な減少により産地の崩壊の危機に瀕しています。
この状況に対し、わたしたちは、有田川町と共に後継者育成の取組みをおこなっておりますが、まちの衰退により育成した人材が根付かないという課題も抱えています。
この課題に対し、赤字続きの地域のランドマークであるふれあいの丘スポーツパークを改修し、地域の農業である山椒と施設を組み合わせた新たなグランピング施設として運営をスタートします。 この取組みにご賛同頂ける企業と共に点ではなく面でこの取組みを持続可能なものとし、地域農業を支える地域の活性化に取組んでまいります。